ジェニファーローレンスは、現在27歳。最高出演料を得ている大女優です。アカデミー賞を史上最年少で計4回ノミネートされた記録の持ち主でもあります。レッド・スパローで、華麗なバレエを披露をしています。バレエを本当に踊っているのか?バレエ目線で検証してみました。
かなりバレエよりな、個人的な感想を書いてみました。ネタバレ内容になります♪
目次
ジェニファーローレンス出演、レッド・スパローは、バレエ映画なの?
全然違います笑。内容をよく知らないで観た、私の勘違いでした。映画を見るときに好きな俳優で決めてしまう事が多くて、内容を気にしないで、観る事が多いのです。ジェニファーローレンスに、バレエ!というだけで、観てしまいました。
あらすじ:スパイサスペンス元CIA局員という経歴を持つジェイソン・マシューズによる同名小説が原作で、捜査対象を美貌で誘惑する「スパロー」と呼ばれる女スパイの活躍を描く。事故でバレリーナになる道を絶たれたドミニカ(ジェニファーローレンス)は、ロシア政府が極秘裏に組織した諜報機関の一員となり、自らの肉体を使った誘惑や心理操作などを駆使して情報を盗み出す女スパイ「スパロー」になるための訓練を受ける。やがて組織の中で頭角を現したドミニカは、ロシアの機密情報を探っていたCIA捜査官ナッシュに近づくというミッションを与えられる。接近したドミニカとナッシュは互いに惹かれあいながらも、それぞれのキャリアや忠誠心、国家の安全をかけてだまし合いを繰り広げていく。
引用:映画.Com
というものです。しか~~~し、ジャンルはスパイ映画で、R15+指定ですが、セックスシーンがどうとかというより、もう、拷問シーンがえげつなくて、みていられません><! 最後の方で、CIA捜査官ナッシュの拷問シーンは、えぐすぎて、みれませんでした。
しかし、ジェニファーローレンスが、すごいなと思うのは、普段は(多分?)天然で、ゆるーい感じのキャラクターと思われます。以前、第85回アカデミー賞で転倒した映像が話題になりましたが、本当に、自然にこけてます。その後のスピーチでも「みんな、私が転んでかわいそうだから立ち上がってくれているんでしょう?」と冗談が言えてしまうほどです。舞台でこけて、あの和やかな会場の雰囲気をつくれるのは、ジェニファーの人柄だと思います。
引用:ジェニファー・ローレンス – Kevin Winter / Getty Images
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ですが、クレイジーな殺人者に変貌することもできます。勝手に想像してしまいますが、一旦、スイッチが入ると、めちゃ怖い殺人者に変貌します。結構、えーーー、こんなに変わっちゃうの?すごい怖い!と思う事が多々あります。今回も、セルゲイ・ポルーニン演じる、パートナーの男性ダンサーと、ジェニファーの後に、プリマバレリーナになった二人を、鉄のパイプで、殴るシーンがあるのですが、このジェニファー、本気で怖い!
以前に、ブラッドリー・クーパーと共演した”セリーナ炎の女”でも、めちゃくちゃ怖かったです。簡単に、あらすじを話すと、愛し合って、幸せに暮らしていたのですが、子供が産めない身体になってしまいます。ブラッドリーには、ジェニファーと結婚する前に子供がいて、それを隠していたのですが、発覚してからのジェニファーの変貌ぶりが怖い~~~!まじで切れてます。恐ろしい!
レッド・スパローの舞台は、ボリショイバレエ
レッド・スパローとは、赤い雀。その意味もあって、ジェニファーローレンスのバレエシーンは、赤いチュチュに、赤いトウ・シューズでした。正直、バレエをやっていた私からするとあんなに、ごてごてした衣装だと、サポートする男性、大変!と思いました。本気で踊るにも、かなり重いそうな衣装です。(実際はどうかわからないですけど。)
舞台は、ボリショイバレエ団に所属しているプリマバレリーナ。ジェニファーが怪我をして、もう、踊れなくなってしまうのです。その怪我も、セルゲイ・ポルーニン演じるパートナーと、ジェニファーの後任のプリマの座につく、女性ダンサーの仕込み?!のようになっていますが、それは、本当なのか、叔父が仕組んだものかわからないです。ですが、こんな事件って、あるんだろうなと思ったのです。それは、、、、
以前にボリショイバレエドキュメンタリー映画”ボリショイ・バビロン華麗なるバレエの舞台裏”(原題:BOLSHOI BABYLON)を思い出しました。 こちらは、映画ではなく、ドキュメンタリーなので、尚更、ジェニファーが怪我をさせられるのはあり?と思ってしまいました。
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このドキュメンタリーは、2013年1月、当時、ボリショイバレエ団の芸術監督セルゲイ・フィーリンが襲撃され、硫酸を浴びせられるという事件が起こります。捜査がすすむにつれ、ダンサーたちが語る赤裸々な真実、事件の真相は?といった内容なのです。私は、個人的にボリショイバレエの舞台が好きなのですけど、最近は、あまりいい話題で、ボリショイバレエ団が取り上げれてないのが残念です。
ジェニファーローレンスが、バレエを踊っているシーンは、最初のほんのちょっと!
ジェニファーローレンスがバレエを踊っているシーンは、5~6分です。が、上半身部分と、最初の立っているポーズくらなかな~~と思います。やっぱり、プリマダンサーとしては、身体の線が太い!ダンサーという事でなければ、とっても素敵なんですけどね笑
踊りの途中で、ロン・ドゥ・ジャンブ・アン・レールのダブルの振り付けがありましたが、え!こんなん出来るの??と思いましたが、やはり、代役のダンサーでした。代役は、アメリカン・バレエ・シアター、プリマバレリーナ のイザベラ・ボイルストンです。
ジェニファーローレンスは、このバレエシーの為に、バレエの特訓を行っています。撮影の前の3か月間、1日3時間のレッスンを行ったとの事。トレイナーは、 Mr. Kurt Fromanです。彼は、ブラックスワンで、ナタリー・ポートマンと、ミラ・ニクスのトレイナーでもあります。
ジェニファーが、3か月で、あんなきれいなロン・ドゥ・ジャンブ・アン・レールができたら、誰も苦労しませんね。
ジェニファーローレンスは、ダイエットやエクササイズが嫌い
ジェニファーローレンスは、ダイエットやエクササイズが嫌いな事で知られています。レッド・スパローでは、最初にバレエのシーンをまとめて撮影しており、さすがにダンサーの役なので、ストイックなダイエットをしていたようです。撮影の最初の頃は、いつもお腹が空いていたと話しています。バレエシーンが終了した後は、普通に食べる生活にもどしたとか。本人も、ダイエットには、向いてないと話しています。
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ジェニファーローレンスと共演している男性ダンサーは誰?
レッド・スパローで、ジェニファーローレンスのダンス男性パートナーは、バレエ界では、話題性の高いセルゲイ・ポルーニンです。彼の国籍は、ロシア人です。史上最年少19歳で、英国ロイヤルバレエ団のプリシンパルに昇進したスターダンサーでした。しかし、全身のタトゥー、ドラッグ使用、リハーサルの欠席、奔放な言動で、バレエ界の異端児と呼ばれていました。22歳の時に、英国ロイヤルバレエ団を電撃退団しています。
セルゲイの突然の退団理由は、一概には、言えないようです。自由の利かない英国ロイヤルバレエ団に対する不満を持っていた。ウクライナの小さな村で、貧しい家庭に生まれたセルゲイポルーニンは、両親の期待に答える為(両親は、セルゲイのバレエ学校費用を捻出するために、海外に出稼ぎに出る。)その為、バレエのために沢山の事を犠牲にした事。英国ロイヤルバレエ団で、踊り続ける為に、高いレベルを維持していくことへのプレッシャーなどなど、、、
ドラッグ使用や、奔放な言動などは、精神的に不安定だったサインかもしれないですね。自分が心地よくない環境にいて我慢するほど、嫌な事はないと思います。
しかし、本当に天才なので、英国ロイヤルバレエ団も、いつでも、セルゲイが戻りたければ、受け入れるとのこと。ひゃ~~~すごいですね。彼の才能が、いかに素晴らしいかってことです。本気で、バレエの才能がそんなにあるなんて、うらやましすぎです。
今後の彼の出演は、伝説のバレエダンサールドルフ・ヌレエフの半生を描いた”The White Crew”(原題)です。まだ、20代!ばりばり踊って頂きたいです!
ジェニファーローレンス華麗なバレエを披露!本当にバレエを踊っている?のまとめ
本当に、ジェニファーローレンスは、バレエ踊ってます!ですが、テクニカルな難しいところは、代役がカバーしています。バレエは、やはり時間がかかります。ですが、身体的に才能があったり、よい教師に出えあたら、すごいラッキーです。実際、バレエのレッスンを初めて1年で、バレエ団に入団したケースもあります!(10代、20代前半に限りますが)かなりレアなケースです!
ロシアの女スパイ、レッドスパロー、相手の心理を読みながら、身体も駆使して、相手をだます、その訓練もかなり根性座ってないと、すぐに脱落してしまいます。ジェニファーの脱ぎっぷりも潔く、大胆なポーズもどうどうとしていました!今後の活躍に大期待です!